DocuNight10
2020年3月7日(土)11時上映開始(開場10時30分)
@Loft9 Shibuya
デイタイムの開催
JapanDocs Presents
ドキュメンタリー・ナイトVol.10
この人に会い、この映像を見る
原一男監督『れいわ一揆』特別先行上映とトーク
ゲスト:原一男監督、島野千尋プロデューサー
OPEN 10:30 / START 11:00
前売¥2000 / 当日¥2500
※別途ドリンク代(¥600から)が必要です。
前売券はイープラスで2/19(水)12時から3/6(金)18時まで発売(受付予定枚数まで)
https://eplus.jp/sf/detail/3242390001-P0030001
ロフト9渋谷
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/141207
※新型コロナウィルスの感染拡大を考慮し、体調不良のお客様、ご来場をお止めになるお客様にチケットの払い戻しをいたします。
払戻期間:3/7(土)10:00から3/14(土)23:59まで
払い戻し方法→https://eplus.jp/sf/refund2
会場:Loft9 Shibuya(渋谷・ユーロスペースのあるキノハウス1階)
東京都渋谷区円山町1-5 キノハウス 1F
電話 03-5784-1239
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2019年夏の参院選での「れいわ新選組」の戦いを追った4時間超の大作。2019東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門でのプレミア上映を経て再編集、このほど完成させた。ロッテルダム国際映画祭、ニューヨーク近代美術館で招待上映され、4月17日の劇場公開を前に特別先行上映。
2018年3月開催、『ニッポン国VS泉南石綿村』公開記念前夜祭につづく原一男監督作品、応援ドキュナイト!
本編前半(126分)上映終了後、途中休憩(10分)あり。その後本編後半(122分)上映。上映後トーク(16時終演予定)
【ゲスト】
原一男(映画監督)ほか予定
【進行役】
綿井健陽(映像ジャーナリスト/映画監督)
渡辺勝之(JapanDocs)
【上映作品】
『れいわ一揆』(2019/日本/監督:原一男/製作:島野千尋/撮影:原一男、島野千尋、岸建太朗、堀井威久麿、長岡野亜、毛塚傑、中井献人、田中健太、古谷里美、津留崎麻子、宋倫、武田倫和、江里暁子、金村詩恩/編集:デモ田中、小池美稀/製作・配給:風狂映画舎/248分)
2020年4月17日(金)からアップリンク渋谷ほか全国順次公開
http://docudocu.jp/reiwa/
【原一男監督からのメッセージ】
「瓢箪から駒」的な展開で、ある日、唐突に撮影が始まり、私の作品歴の中で最短の撮影実数と編集日数で「れいわ一揆」は、この世に誕生した。
作品は我々の予想を超えて高い評価を頂いている。ありがたいことだ。では『れいわ一揆』とはいかなる映画か?
形としては、昨年7月の参議院選挙での、れいわ新撰組10人の候補者の選挙活動を追ったものだ。主人公は安冨歩候補者。だが私(原)は、群像ドラマ的に全候補者を追った。カメラが捉えるものは、候補者たちの演説、つまり言葉だ。私は、カメラを回しながら候補者たちの言葉に聞き入った。それは稀に見る純粋で魂の奥深く染み入る言葉たちで、聞いていると嬉しくなるのだ。これは言葉を記録した映画なのだと思った。
完成して宣材を作るとき、チラシのキャッチコピーに「信じられないかもしれませんが、この映画、かなり笑えて、泣けるんです」と書いた。そう、言葉を聞いていると、泣けるし、笑えるのだ。試写で見た人が、こうも書いた。ロード・ムービーであり、アニマル映画であり、コメディであり、ミュージカルのようでもある、と。単なる選挙を記録した映画ではないのだ。見る人によって捉え方や表情が変わるプリズムのような映画なのである。
【ゲスト・プロフィール】
原一男(はら・かずお)
1945年、山口県宇部市生まれ。東京綜合写真専門学校中退後、養護学校の介助職員を勤めながら障害児の世界にのめり込み、写真展「ばかにすンな」を開催。1972年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、『さようならCP』で監督デビュー。1974年、原を捨てて沖縄に移住した元妻、武田美由紀の自力出産を記録した『極私的エロス・恋歌1974』を発表。1987年には元日本兵の奥崎謙三が上官の戦争責任を過激に追究する『ゆきゆきて、神軍』が大ヒット。1994年、井上光晴の虚実に迫る『全身小説家』を発表。2005年、ひとりの人生を4人の女優が演じる初の劇映画『またの日の知華』を発表。2018年には「大阪・泉南アスベスト訴訟」を8年間にわたって追った『ニッポン国VS泉南石綿村』を公開。2017釜山国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞、YIDFF2017市民賞、2017東京フィルメックス観客賞を受賞した。
ドキュメンタリー映画の鬼才 原一男公式サイト
http://docudocu.jp/