2024年5月17日(金)劇場公開
◇ソレント・グリーン DR版
(1973/米/監督リチャード・フライシャー/配給コピアポア・フィルム/97分)
2022年のニューヨークを舞台に爆発的な人口増加と環境汚染で、肉や野菜は希少品となり、人々は配給される栄養食品「ソイレント」を待つだけの日々を過ごすが殺人事件が発生。主演のチャールトン・ヘストン扮する刑事が捜査に乗り出すが。
1973年公開、共演はリー・テイラー・ヤング、エドワード・G・ロビンソンの近未来映画の名作が50年ぶりにDR版で蘇る。原作はSF作家ハリイ・ハリスンの小説「人間がいっぱい」。
シネマート新宿/あつぎのえいがかんkiki/シネマート心斎橋
シド・バレット 独りぼっちの狂気
(2023/英/監督ロディ・ボガワ、ストーム・トーガソン/配給カルチャヴィル/94分)
ロックバンド、ピンク・フロイドを創った男として初期には活動の中心でありながらも、5年あまりで表舞台から姿を消したシド・バレット。その「狂気」と「天才」の真相に、多数の証言と記録映像、幻想的な映像パートで迫る。
ヒューマントラストシネマ有楽町/渋谷シネクイント/テアトル梅田/シネ・リーブル神戸ほか
2024年5月18日(土)劇場公開
おらが村のツチノコ騒動記
(2024/日本/監督今井友樹/配給工房ギャレット/配給協力シグロ/宣伝風狂映画舎/71分)
監督の故郷である岐阜県東白川村はツチノコ遭遇報告が多いことから、村をあげて本気で捜索を続け、1989年以来、毎年5月3日にツチノコの捜索イベントまで開催している。
幼少期はツチノコの存在を信じていたの監督だが、故郷を離れてその気持ちは冷めた。しかし、何か大切なものがあるのではと思い直し、9年をかけて全国に残るツチノコ伝承や目撃談を取材、ツチノコ「愛」の背景に迫った。
ポレポレ東中野
ちゃわんやのはなし 四百年の旅人
(2023/日本/監督松倉大夏/配給マンシーズエンターテインメント/117分)
豊臣秀吉の二度目の朝鮮出兵で、西日本の大名たちは朝鮮人陶工を日本に連れ帰った。その後、朝鮮をルーツに持つ薩摩焼、萩焼、上野焼などが発展、今に続く日本と韓国の陶芸文化の交わりの歴史を描く。
ポレポレ東中野