チラシPDF☞DocuNight4
2018年3月9日(金)19時上映開始(開場18時)
@Loft9 Shibuya
JapanDocs Presents
ドキュメンタリー・ナイト Vol.4
この人に会い、この映像を見る
原一男監督
「ニッポン国VS泉南石綿村」公開記念前夜祭
ドキュメンタリー映画のええところ
幻の作品上映とトーク
前売り¥1,200 / 当日¥1,500 学生 前売り¥1,000 / 当日¥1,300
要1オーダー500円以上
前売券はイープラスで発売中! (3月8日(木)18時まで)
Loft9 Shibuya イベントページ
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【トークゲスト】
原一男(映画監督)
【進行役】
綿井健陽(映像ジャーナリスト/映画監督)
渡辺勝之(JapanDocs)
第4回目の「ドキュ・ナイト」は、『ゆきゆきて、神軍』から31年、新作『ニッポン国VS泉南石綿村』を3月10日(土)から劇場公開する前日に原一男監督をゲストにお招きし、新作のもとになった幻の作品『ニッポン国泉南石綿村 劇場版 命て なんぼなん?』(2016)の貴重な上映とトークを開催します。
【上映作品】
『ニッポン国泉南石綿村 劇場版 命て なんぼなん?』
(2016/監督原一男/配給疾走プロダクション/137分)
明治時代から石綿(アスベスト)産業が盛んとなった大阪の泉南地域で、アスベストの健康被害を被った元従業員や近隣住民たちが国を相手に起こした「大阪・泉南アスベスト訴訟」を8年間にわたって追った。
地道な裁判闘争を描き、国家の不作為が浮かび上がるも、原監督ならではのエンターテインメント性、溢れる作品に仕上げた傑作。
2018年3月10日公開『ニッポン国VS泉南石綿村』(215分)のもとになった作。2016年2月にシネマヴェーラ渋谷で2回だけ上映。今回が最後の上映になるかも知れない幻の作品。
【ゲスト・プロフィール】
原一男(はらかずお)
1945年、山口県宇部市生まれ。東京綜合写真専門学校中退後、養護学校の介助職員を勤めながら障害児の世界にのめり込み、写真展「ばかにすンな」を開催。1972年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。
同年、『さようならCP』で監督デビュー。1974年、原を捨てて沖縄に移住した元妻、武田美由紀の自力出産を記録した『極私的エロス・恋歌1974』を発表。1987年には元日本兵の奥崎謙三が上官の戦争責任を過激に追究する『ゆきゆきて、神軍』が大ヒット。1994年、井上光晴の虚実に迫る『全身小説家』を発表。2005年、ひとりの人生を4人の女優が演じる初の劇映画『またの日の知華』を発表。映画を学ぶ自らの私塾「CINEMA塾」を不定期に開催している。
原一男監督からのメッセージ
ドキュメンタリーの普及活動に日夜、奮闘されている渡辺さんだが、彼らが主催する「JapanDocs Presents ドキュメンタリー・ナイト」で、私たちの新作「ニッポン国VS泉南石綿村」を取り上げて頂けることになった。
ただし、ここで上映するものは、完成版の一つ前のバージョンだ。これはこれでキチンと時間と情熱をかけて仕上げたものだ。
2016年に2回だけ公開した。渡辺さんは、完成版より、こっちのバージョンの方が、出来が良い、と仰る。「へえ、作品の受け止め方は、ひと様々だなあ」と思うわけだが、よし、それならば、完成版との比較を渡辺さんと議論をトコトンやろうじゃないか、と闘志を燃やしている。それはそれで、ドキュメンタリーを巡る論争として意味はあるだろう、と思っている次第。
行司役は、進行の綿井健陽監督とご参加のみなさま。乞うご期待!
■なぜか、監督に伝わってしまった新作の感想?!メッセージを読んで一瞬「ギョッ!」と驚きました。僭越ながら言った責任は感じますので、ドキュメンタリーについて、少しでもためになるような議論になればと。
メインの話題は、新作『ニッポン国VS泉南石綿村』です!
新作のもとになった幻の『ニッポン国泉南石綿村 劇場版 命て なんぼなん?』(2016/監督原一男/137分)の上映後に、たっぷりとお話を伺います。
ぜひお越しください。よろしくお願い申し上げます。
『ニッポン国VS泉南石綿村』
2018年3月10日(土)より渋谷・ユーロスペース、横浜・シネマ ジャック&ベティ他全国順次公開